お香を焚く15分を、毎日どう使うか
15分という長さより、火が消えるという合図のほうが、大事だと私は思っています。
時計を見なくていい時間は、日常の中では意外と少ないものです。お香を一本、火をつけてから燃え尽きるまでのあいだだけは、時計を見ずに過ごしています。思ったより早く、あるいは思ったより長く感じる、時間の伸び縮みに気づくこともあります。
私は朝の仕事前と夜眠る前に、15分だけ火の揺れを見ながら座る時間を持っています。特別なことはしていません。お香に火をつけて、燃え尽きるまでの間、ただそこにいるだけです。
15分あれば、何をしてもいい
この15分に、何をするかは決めていません。ただ座っている日もあれば、本を少し読む日、ヨガのポーズを一つ二つするだけの日もあります。決めているのは時間の長さだけで、中身は自由でいいと思っています。
終わりが決まっていると、始めやすい
お香が燃え尽きたら終わり、という区切りがあると、始めるときの気持ちが軽くなります。何分やればいいのか自分で決めなくていいので、火をつけるだけで、あとは香りに任せられます。終わりを気にしなくていい分、始めるまでの腰は軽くなるものです。
毎日でなくてもいい
朝晩の習慣にしている人でも、毎日必ずやらなければいけないものだとは思いません。焚きたい日に焚けばいい。休んだ翌日にまた火をつければ、それで続いているといえるはずです。忙しい週があれば、朝だけ、夜だけにしてもいいと思います。
中身より、区切りのほうが続く
読書やヨガのように「うまくやろう」とすると、続かなくなることがあります。お香の15分は、うまくやる必要がありません。燃え尽きるまでの間、そこにいただけで十分だと思っています。
朝の時間に絞った話は朝、お香を一本焚くという記事に、夜の呼吸についてはお香で呼吸を整える記事に書きました。私が作っているお香はこちらにあります。