お香を焚くときに起きやすい失敗と注意点
お香を焚いたまま眠ってしまってもいいのか。答えは、よくありません。火が消えたことを確かめてから眠ってください。焚くときの失敗は、たいてい火をつけたあとの「見ていない時間」に起きます。
火をつけたまま眠らない
お香は自然に燃え尽きますが、燃え尽きるまでの間は目を離さないほうがいい時間です。夜、眠る前に一本焚くのはかまいませんが、燃え尽きてから眠るか、寝る前に自分で火を消してください。つけたまま布団に入るのは避けています。仮眠のつもりで少し目を閉じるだけでも、同じことが起きるので油断できません。
密閉した部屋で焚き続ける
窓もドアも閉め切った部屋で長い時間焚き続けると、煙がこもって息苦しくなることがあります。焚いている間は窓を少し開けておく。これだけで、ずいぶん変わります。とくに狭い部屋や、風呂上がりの湿った部屋は煙がこもりやすいので、私は少し長めに窓を開けています。換気のタイミングについてはこちらの記事に詳しく書きました。
燃えやすいものをそばに置く
カーテンや紙、布のそばで焚くのも避けたい失敗です。香立ては平らで安定した場所に置き、周りに燃えやすいものがないか、火をつける前に確かめてください。ペットや小さな子どもの手が届く高さも避けます。倒れやすい場所に置いたまま、その場を離れないでください。
焚かないほうがいいとき
火を見ていられない時間は、焚かない。ここだけ決めておけば、たいていの失敗は起きません。
眠る前に火が消えるのを待てない夜、出かける直前、料理や掃除で部屋を離れる時間。体調がすぐれない日も、無理に焚かなくていいと思います。妊娠中の方や、ぜんそくなど呼吸器に不安がある方は、焚く前にかかりつけの医師に相談してみてください。
合わないと感じたら、続けない
香りが強く感じられたり、頭が痛くなったりすることもあります。原因は香りの強さか、原料か、部屋の広さか、ひとによって違います。合わないと感じたら、無理に続けずに火を消して、窓を開けて空気を入れ替えてください。次に試すなら、原料が書かれているものを、窓を開けた部屋で一本だけ。くわしくはお香は体に悪いのかの記事にも書きました。
失敗の多くは、火をつけたあとに部屋を離れてしまうことから始まります。焚いている間は、そばにいてあげてください。私が作っているお香はこちらにあります。